2012/02/28

多国でランキング1位のアプリ「Clear」に見るモバイルファースト

2月15日にリリースされたiPhoneアプリ「Clear」は、発売後わずか5時間余りで世界中のApp Storeを席巻し、ほぼすべての国でランキング1位に輝いたと wired Yahoo!ニュースでも記載されていて日本でも話題をよんでいる。

「Clear」は、よくあるToDoアプリではあるが、その操作性が斬新である事から注目されている。
以下は操作方法が伺える動画だ。



2011年8月に SwapSkillsDoubbble(2) で行われた「スマートフォンUX」のサブタイトル「本物のWebサービスはユーザー体験から始まる」にもあるように、UX/UIによって売れるアプリが決定してきた証拠でもあると感じている。

そして、アイディアの根本にはモバイルファーストの考えがある事が見受けられる。
以下、Yahoo!に記載されている内容を元にポイントを分析してみた。

  • 2008年に初めて制作した(中略)初期のアイデア段階では、ナヴィゲーションバーもあったし、「新規追加ボタン」もあったし、ほかにもよく見かける機能がたくさん付いていたのだ
  • マウスを使っているときなら、ボタンをクリックするときに、実際に指でボタンを押しているわけだからまだ許せます。でも、スマートフォンを使うのであればガラスを擦っているだけで、まったくフィードバックがないわけですよ。
  • 最初の打ち合わせで、そのすべてを取り除き、一から考え直すことを提案した。





パソコン画面を設計していないClearなどのアプリだとモバイルファーストという言葉は一見違うものと考えがちでしっくりはいかないが、考え方はパソコンを基軸に考えず、モバイルだけを考えているという点においてはまさに、モバイルファーストの考えだ。

実は、モバイルファーストという言葉は数年後には死後になっているとも予測されている。つまり、モバイルファーストである事が当然になるからだ。

今後モバイルの普及が進みモバイルが主流になればなるほど、モバイルファーストの考えは当たり前になる事は容易に想像がつく。

だがその前に、Clear制作者フィル・リュウ氏の
「 いろんな可能性を秘めた新しいプラットフォームが登場したときに、新しい道を模索しないというのは逆に自分に損害をもたらすことになる。」
という言葉通り、未開拓の分野にはまだ可能性が多く含まれていると感じてやまない。

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