2011/01/07

2011年にWebデザイナーとして注目すること①「スマホ」

allWebクリエイター塾では、もっとも注目する技術・キーワードを3つご紹介します。まず第1弾は「スマートフォン」です。下記の図をみてください、これはアメリカのコンサルティング会社 Nielsen が スマートフォン(以下スマホ)のマーケットへの浸透の予想をした図です。

まさかと思う人もいるかもしれないのですが、



この図では、2011年の秋頃には スマホのシェアがガラパゴスケータイ(以下ガラケー)(米国では 一般的に日本の携帯のような電話をfeature phone)のシェアを追いぬくことを予想しています。


日本でも、出典はわかりませんが2012年にはスマホがガラケのシェアを追いぬくと言われています。特にこの後押しをするのが Android OSです。 いままで スマホは高価格帯のモデルが中心でしたが、これからは中間モデルにも Android OSが搭載されていきます。これにより スマホのシェアが日本でもどんどん広がるでしょう。


じゃ、Web制作は変わることあるの?

まずガラケーのシェアが減ることで、マーケティング上でガラケーのインパクトは必然的に小さくなります。つまり、ガラケー向けのウェブサイトへの投資が小さくなります。一方スマホのシェアが増えることで今後はスマホ向けサイトへの投資が大きくなります。つまり、ウェブサイトへの投資=制作の依頼が増えます。この結果、スマートフォン向けのウェブサイトのノウハウをもった人にはどんどん案件が舞い込むでしょう。


iPhone向けウェブサイト=スマホサイトじゃない

スマホ向け=iPhone向けのウェブサイト制作だと思う人も多いでしょう。これは、ウェブ制作者の陥る偏見です。ウェブ制作者はiPhoneを好んで利用します、自分の周りをみてください。沢山の人が、iPhoneを利用しているでしょう。では、家電量販店さんの携帯電話売り場を覗いてみてください。iPhone売り場だけが人が多いでしょうか?iPhone=スマホではありません。AndroidやBlackBerry など他には沢山のスマホが日本の市場にはあるのです。これだけAndroidが増えると発注者もiPhoneを利用しているとは限りません、Androidを利用しているかもしれません。

スマホのウェブサイト制作はどうやって勉強するの

自社がスマホ案件を頻繁にかかえることがあるならラッキーです。なぜなら、案件をこなすことで上司からノウハウを学んだり、案件をこなす途中でノウハウを手に入れることができるでしょう。しかし、自社がスマホ案件が得意でない場合は案件自体がこないので制作ノウハウを手に入れることができません。その場合は書籍やノウハウをもった人から技術を学びましょう。書籍を選ぶ際には iPhoneやiPadに特化したものも最初はいいかもしれませんが、もっとスマホの全体を見回した書籍を探しましょう。当然、allWebのスマホサイト制作講座はその視点にたっています。また、allWebではリソースページを準備しています。その中でもノウハウを勉強できます。

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