i活というコトバを知っているでしょうか?
i活とは、iPhoneで就職活動をする事だそうです。
私はつい最近まで知りませんでした。(20代の若者では常識的な言葉のようですが:苦笑)
>>i活について:参考リンク
iPhoneなどのスマートフォン普及で、このような言葉が生まれるのも理由のひとつにあるのかも知れませんが、実は就職氷河期と言われているこの時代に就職活動で役立つセミナーの登録などが満席になる事が多く、パソコンに戻っての申し込みでは間に合わないという事が拍車をかけてiPhoneが就活に必須アイテムになっているようです。
必要で便利であれば、自ずとそれら(スマホ)をメインに使う事が多くなりパソコンを利用するケースは少なくなります。
テーブルレイアウトからCSSレイアウトになり、印刷用CSSの適応でメニューや広告などの印刷では不要とされる情報をカットするような事ができるようになりました。
これらの制作の考え方は、明らかにテーブルレイアウトとは違う考え方になります。そのため既存のテーブルレイアウトのサイトをそのままCSSレイアウトにする事は(技術的にはできますが)ナンセンスとされ、新規サイト制作から適応する事がメジャーになりました。
ガラパゴスケータイ(以下:ガラケー)のサイトにおいては、ガラパゴスの名前の通り技術的に(マークアップが)独自であるため、Web標準が常識とされるパソコンサイトと異なってしまいます。そのため、違うHTMLページを作成し、PHPなどで振り分けしているのが現状になります。
では、スマートフォンサイトにおいてはどうなのでしょうか?
スマートフォンサイトにおいては、ガラケーサイトのように違うHTMLページを作るまでのコストをかけずに、先にも紹介したような印刷の場合と同様にCSSなどを変更するだけでスマートフォンサイトに変更する事が可能になります。
もしかしたら、考え方として今までのガラケーのようにHTMLページを別にするやり方もありなのかも知れないですが、現状ではPHPでの振り分けでなくワンソースでの制作がメジャーになりつつあります。
その理由として”iPadなどのデバイスをどのように捉えるか。”という事と、”そもそもスマホはパソコンページも閲覧できる”ため、検索した際のサープス(SERPs)で迷ってしまうという事にもなりかねません。
こういった事を考えると1ソース(HTMLファイル)での作成が良いという考え方になるわけです。
1ソースになる訳ですから、モバイルでの利用シーンの事を考えて今までのパソコンサイト作成方法とは明らかに考え方を変えなければなりません。
冒頭でご紹介したように、パソコンよりもスマホのユーザー数が多くなるというのは最も大きな理由のひとつですが、制作面でも大きな理由があります。
それは、パソコンサイトより確実に小さくなってしまうスマホ画面に表示できる情報はどうしても少なくなってしまうため、制作の始めにモバイルの事を考慮して設計をしなくてはならないのです。この考え方は「モバイルファーストデザイン」と呼ばれ、海外を中心に主流になってきています。
モバイルを中心に考えるWebページは明らかに今までのWebデザインはの考え方とは異なります。可変も含めて考慮しなければならないため、今後のWebデザインは劇的に変化するでしょう。
スマートフォンサイト制作のスキルを身につけたいと思っている方は、allWebのスマートフォン制作基礎講座に参加されてはどうでしょうか?
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