の、ウェブ担当者向けに書かれているウェブマスターセントラルブログでは、Googleが高速化をしてもユーザビリティが優れていないサイトはよくないとしています。
そして「Google PageSpeed Insights」を利用して高速化のみならずユーザビリティも向上することを推奨しています。
このことについては、ご存知の方も多いのではと思います。
まず、Googleは、モバイルのページがローディングされるには7秒程度かかるとしています。(もう少し速いイメージがあったのですが、国ごとのネットの状況もあるので平均値のようです) また、Googleは「PageSpeed Insights tool 」を利用し、その検証結果に表示される推奨事項を実行しページを改善することでモバイルサイトのローディングスピードを早められるとしています。
しかし、一方でローディングが速かったとしても、使い勝手の悪いサイトでは高速化したメリットを打ち消してしまうとしています。たしかに、表示まで速かったとしても、そのページが見づらかったり使いづらかったりしたら嫌ですよね。
Googleが推奨する5つのモバイル向けのユーザビリティの改善
そこでGoogleは新たに下記の5つの点を推奨事項としています。皆さんも自分が管理するサイトなどチェックしてみましょう。
-
Viewport を設定しましょう:
meta-viewport
タグを利用しないと、最近のモバイルのブラウザは正しく表示できません。 また、デスクトップ用のサイトのままでは、文字のフォントサイズが大きすぎたり、ページレイアウトを思い通りに表示できません。
viewport
をwidth=device-width
と設定することが正しいモバイルサイトへの最初の1歩です。 -
ユーザーはモバイルサイトが縦にスクロールすることは予想していますが、横にスクロールすることは想定していません。Viewport
にコンテンツをあわせる:
viewport
を設定した際は、ページがviewport
の幅におさまることを確認しましょう。その際、すべてのデバイスが同じ幅ではないことを忘れないでください。 -
読みやすいフォントを指定する:
もしユーザーが自分のスマートフォンで文章を読んだりする時に、拡大をしなければならないとすれば、そのサイトはユーザーフレンドリーとはいえません。
PageSpeed Insightsでは、あなたのウェブサイトのテキストが大半のユーザーにとって読みやすいのかチェックすることができます。 -
タップできるエリアを確保する:
スマートフォンやタブレットでは、デスクトップのカーソルより自分の指が大きいことで、間違ってリンクやボタンをタップしてしまうこと、何よりこれよりイライラすることはありません。
モバイルサイトのタッチエリアが簡単に押しやすいサイズであることを確認してください。 -
プラグインを使わないようにしましょう:
ほとんどのスマートフォンはFlashや他のブラウザのプラグインをサポートしていません。モバイルのウェブサイトがプラグインに依存していないことに注意してください。
ローディングが速いページはSEO上メリットがあり検索結果の順位をあげるとしています。では、ユーザビリティが悪いページは、その高速化のメリットを打ち消すのだから、順位を下げるのでしょうか?
これは、わかりません。ただ、Google はページのユーザビリティを測る術(すべ)を持ちあわせており、さらにGoogleは本来、「ユーザーにとって為になるページを検索結果として表示」するとしています。だとしたら、順位を下げるかもしれません。これには異論もあるとおもいますが、ここでは議論しません。ただ1つ真理としてあるのは、私達はユーザーが使い易いサイトを作成することが大切だということです。
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